卓球・20年ぶりの再生日記

Yahoo! blogから引っ越してきました。

2006年08月

現代では、中国式ペンホルダーの場合、両面にラバーを張るのが主流となりました。
その目的は、もちろん、裏面打法によるバックハンド技術の進歩にあります。私も、裏面打法にあこがれて一時期練習を積みましたが、実践で使えるようになるには練習量が不足していて、あまり生産的でないと思うようになりました。
裏面のラバーをはがして練習すると、ラケットが格段に軽くなるので、スイングスピードが増します。その結果、角度打ちの安定性が増します。台上技術もしやすくなりますね。
反面、台から離れての強打の威力、ブロックの安定性などの面では、マイナスの要因もありそうです。裏面カットは前からできるので、1試合に2球程度の打球機会がなくなります。
年配の選手では、裏面に一枚ラバーを貼って、軽量化と裏面カット技術とを並存させる人を見かけます。木ベラでのカットができた時代の名残ですね。

「卓球王国」の最新号に、高島氏が寄稿しているシリーズものの記事を読みました。
示唆に富む内容が多いので、楽しみにしています。といっても、定期購読はしていないので、買ったときの号だけですが。
一見意味のないスーパープレーの練習について書いてありました。次の展開があまり見当たらない基本練習にまじめに固執しすぎているのかもしれません。確かに、これではオリジナリティあふれるプレーはできません。いわれてみればあたりまえのことです。
自分のスーパープレーといったら、大きな飛びつきスマッシュとか、大きく回りこんでのバッククロス、後陣からの裏面ドライブとかかな、と思います。練習が楽しくなるかも。

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