卓球・20年ぶりの再生日記

Yahoo! blogから引っ越してきました。

2007年06月

バック側に移動する際に十分な時間的余裕がないとき、左ひざを深く曲げて、右ひざを伸ばす形で、打球のスペースを確保します。これが案外使えます。バックに回りこんだ後、さらにバックに深く返されたときに有効です。さらに次はフォアに大きく振られる可能性があるので、次球への対応も容易になります。
フットワークで正確に動くといっても、それでかえって次の体勢が整わないのでは意味がありません。なかなか合理的で、最近は意識して使っています。相手から見ると、突然フットワークがよくなったように見えるみたいです。

福岡春菜選手の王子サーブは、大変有名ですが、実際にレシーブする側からは何が怖いかと言うと、ラケットが消えることらしいです。
打球後のフォロースルーが台の下で、相手からするとラケットがないのにボールが来る、みたいな錯覚を起こすのだそうです。ラケットを隠してしまえば、回転の方向が分かりにくくなるのは道理です。
ということで、さっそく自分も投げ上げサービスのフォロースルーを台の下にもっていってみました。まだ横回転系のサーブに限ってですが、これが思いの外効果がありました。
ぜひお試しあれ。

その後、またしても裏面のラバーをはがしました。
結局、戦績が上がらず、うまくいきませんでした。筋力トレーニングでもすればいいのでしょうが、そういう時間も確保できないということで、片面ラバーでがんばることにしました。
ラケットが軽くなってスイングスピードが上がって、ミスが減る、威力がでる、というのは分かっていました。
それと、今回試行錯誤をして分かったのは、裏面の指の感覚が戻ったということです。
微妙な力の入れ具合が分かるので、ブロックや前に寄せる技術などがよくなります。
裏面バックハンドができない分は、表面バックハンドの切り替え練習とフットワークでカバーします。年齢のことはあまりいわないことにして・・・

上達の鍵を探していますが、打球後の体勢を整えるのも一つの重要なポイントではないかと考えています。
とくに、体勢が崩れた後に体勢を意識して戻しておかないと、次の打球に対応できません。
何となくボーっとしてしまったり、体勢が崩れているのにそのままにしていたり、相手の打球コースを考えていなかったり、なかなか、しっかりとした習慣がつきません。
基本打法はしっかりしていると思うのですが、なぜこんなにミスが多いのか、いろいろ考え悩むこのごろです。

両面ラバーを貼るようになって、ラケットの重さが気になっています。
軽いラケットを使っていましたが、どうも弾みが安定しないので、ブロック系の技術が不安定でした。弾まないから安定するというわけではなさそうです。
硬いラケットに変えて、ラケットが重くなりました。
ペンホルダーの場合、指3本でラケットを支える構造から、重量の感覚には敏感です。が、発想を変えて裏面の指2本でしっかりと支えるようにしたらどうかと思いました。しっかりと支えられる分、力が入らなくて、ラケットが軽くなったように感じます。
かつての劉国梁は、裏面打法の時は裏面の指を3本広げていました。グリップを動かすのは不安もありますが、柔軟な発想を持って考えていく必要があるような気がしています。

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