卓球・20年ぶりの再生日記

Yahoo! blogから引っ越してきました。

2007年11月

アップダウンサービスといえば、河野満でしたが、最近では福岡春菜でしょうか。
どういう訳か、最近、アップダウンサービスを駆使する相手に何度が当たりました。巧妙なサービスだと、ワンバウンド目の雰囲気がよく分からなくて、ツーバウンド目で伸びてきたり、止まったりするので、空振りさせられるくらいです。左利きの選手でコースもよくコントロールされると、フォアサイドぎりぎりで伸ばされると、手が届かないくらいです。
で、自分もやってみようと研究しています。
まずは、平野選手の外切りのフォアサービスを基本にしています。インパクトの瞬間にラケットを上に動かせば、基本的なアップサービスが出せます。しかしながら、下回転はうまく出せませんでした。
それで、裏面でやってみました。そうすると、アップとダウンの軌道がうまく作れて、自分でびっくりするくらいにわかりにくいサービスをだせそうです。まだ、家でインパクトの練習をしているだけですが、しばらく楽しめそうです。

練習相手にシェークハンドでプッシュを得意とする人がいるのですが、ドライブをかけられるより、対応に苦労します。なかなか返球できません。
で、同じことを裏面バックハンドでやろうとしています。最初は角度が出しにくくて、手首がつりそうになりましたが、だんだんといい感じになってきました。ラケットを軽くするため、裏面のラバーは薄くしているのですが、ドライブだと引っかかりが強すぎてコントロールしにくかったことも、この技術をマスターしようとしている要因です。
ワルドナーが強いときは、バックハンドのカウンターが強烈でしたが、あんな感じにパチンパチンと叩くのが目標です。
バック側のチャンスボールも、ドライブだとコースをつかないと抜けないのですが、この打法なら決定率はかなり高くなります。

バック側のプッシュの練習をしていましたが、ゲーム練習で多用してみました。
弱いボールを強く弾くのは、相変わらずできないのですが、相手の強打をカウンターでブロックするのが非常に有効でした。台から若干離れていても、押し込んでから思い切って前につくと攻守逆転できました。
いわゆる中陣での引き合いになると、相手につきあってしまって、引き合いで勝負をつけようとしてしまう傾向がありました。が、何のことはなくて、前に戻ってカウンターを仕掛けた方が楽ですし、得点率も高くなります。
カウンターブロックは、結構確率も高くて、サイドを切ったり、ストレートにきれいに流せばノータッチが可能です。
技術的には、両肩をすくめるような形で、高く保つのが重要な気がしています。何志文の打球点からヒントを得ています。

先日の試合で、アップダウンサービスを駆使する相手と当たりまして、ほとんどサーブで負けました。
さすがにいろいろと工夫したのですが、どうしても打球点を下げて入れようとしてミスを連発しました。それもまともにラケットに当たりませんでした。以前、王励勤選手がミックスの試合で福岡春菜選手のアップダウンサービスをラケットの角に当てまくっていた試合を思い出しました。ラリー戦では優位でしたので残念でしたが、いやすごかったです。
で、その試合を見ていたベテランの粒高選手から諭されました。何とかしないと、と。バウンド直後で当てれば何とかなるでしょ、ということでした。粒高ならできるだろう、と相手にしないつもりでしたが、よく考えてみると、あり得る戦術だったなと目からウロコです。変化しないうちに当てちゃうんですよ、ということです。表ソフトでもできるかどうか、今度チャレンジしてみます。

悩んでいたプッシュができない点ですが、体幹の回転で打つという意識が重要な気がしてきました。
バックハンドが打てる分、それと同じ方向に回転してショートを打つ意識がありましたが、どうもプッシュができませんでした。回転の方向が全く逆になってしまっています。先日の練習では、シェークハンドのバックプッシュに押されて、ショートのボールがどんどん浮いてしまって、叩かれました。
何志文のショートをよく観察していると、押し込むときに体が大きく回転していることに気がつきました。肩の動きだけ見ていると、むしろフォアハンドに近いようです。
プッシュは、フォアハンドと同様、右回り。バックハンドは、左回りです。
中国選手は、右打ち左押し、という伝統的な形を持っていますが、これは、フォアもプッシュも同じリズムで打てる形です。前陣攻守型に合った形で、金沢選手がいい例です。
両ハンドを振るのは、回転の方向が両方です。前陣で両ハンドを振るのが難しいのはこの辺に理由があるのだと思います。
さて、体幹の回転を意識してプッシュのフォームを作り、またフォアハンドもついでに体幹の回転を意識してフォームを作っています。フォアハンドの威力も減退気味で、無理してロビング打ちをして肩を痛めていましたが、フォアハンドの威力向上にも大きく役立ちそうです。さらに、体幹を回転させると、不思議なことにフリーハンドの使い方もできてきました。フリーハンドが使えていないことも気になっていたのですが、体幹の回転を意識するとフリーハンドが自然と高くなり、よく動くようになってきました。いろいろな問題の原因がつながり始め、大きなヒントを得たような気がしています。

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