卓球・20年ぶりの再生日記

Yahoo! blogから引っ越してきました。

2009年02月

先日、伝説のPF4の中国式ラケットを見せてもらいました。同世代とおぼしきおじさんが使ってました。
板厚が8ミリくらいあって、コンパネ材みたいでした。ニス塗りしてあって、手になじむ感じが良かったです。
借りて打ちましたが、重たかったです。威力はありました。ボールが直接的に飛んでいく感じでした。さすがに裏面にラバーを貼っては使えないと思いますが、片面にラバーを貼って振り回せば凄いボールが打てそうでした。
昔はラバーの弾性が低く、重いラケットが良かったのでしょうか。長谷川信彦さんのラケットは200グラムを越えていたような話でしたね。
最近の軽いラケットは、中身がない感じですよね。
ところで、ラケット表面にニス塗りするのは結局いいのでしょうかね。ラケットコート材が売られているくらいだから大丈夫でしょうか。

練習相手に60歳代のペンドライブ型の人がいます。
元一流選手とのことで、強いです。チャンスボールはほとんどミスしませんし、厳しいコースに決められます。
見習いたいのが、ライジングでのドライブです。こちらがショートで振り回そうとすると、早いタイミングでストレートに抜かれます。これが大変厳しいボールです。甘いフリックなども餌食です。
スイングが鋭いのと、斜め前に動くフットワークが秘訣みたいです。
感覚としては、前に出てドライブするような感じでしょうか。
身につけようと思う技術です。

成果がある一方で、課題もあります。

戻りが遅い。カウンター技術が一般化して、カウンターを食うケースも増えました。とくにドライブをかけた後のカウンターは、戻りが間に合いません。すばやく次の体勢に戻らないといけません。ただ戻りに力が入ると、次のボールが入りません。力を抜いて戻るのがポイントだと思います。
ミドル攻め。相手が前陣でブロックやカウンターで待っているときは、ミドル攻めが有効です。ただ、両サイドに打つのが癖になっていて、大事なときに忘れています。
バッククロス。得意のコースですが、サイドを切れません。きれいに打つと、結構な確率でブロックされます。
バックスイングのないフリック。逆モーション技術ですが、フォアハンドフリックで心がけています。まだあまり使っていません。
ストップ。だいぶ上達してきましたが、表ソフトなので、昔のしゃくりあげるタイプのものを練習したいと思います。
流し打ち裏面。外側を引っ掛ける裏面だと、バック側にボールが飛んでいきます。サムソノフのバックハンドを参考に、パタパタはたくようなラケットの動きを身につけようとしています。
裏面プッシュ。カウンター気味に叩く技術です。裏面スマッシュの応用でできそうです。
台上ドライブ。回転系表ソフトの特徴を生かして、台上からサイドスピンをかけたドライブができます。チキータのフォア版みたいなイメージです。

あとは、試合でどう組み込むかです。何を使うか決めてからラリーに臨まないと使えない技術ばかりですので。

ランダムですが、最近の練習成果をまとめてみました。

裏面フリック。かなり改善されました。回転で負けなくなってきたので、試合の終盤にも使えます。ロングサービスに対して裏面でレシーブできるようになったのも大きいです。
裏面ドライブ。サムソノフのバックハンドをイメージして練習していたら、安定感が増してきました。中陣からの引き合いもできます。先日の練習では、連打もできるようになったと実感できました。
バックプッシュ。相手のドライブを狙ってカウンターでナックル性のプッシュができるようになりました。確率は良くなりました。
フォアストレート。サポートの外からボールを入れるイメージで、大きく動いて打つと効果があります。
フォアハンドドライブ。ループ、ナックルの使い分け。中後陣からの反撃で使えるようになりました。

総じて、予測能力が高くなったような気がしています。意外性のある技術を用意できています。
多少の自信が付いてきて、少なくとも自分の中ではいい状態のように思います。
次の日曜日は、シングルスのオープン戦です。昨年のベスト16を上回れるようにしたいです。

試合の終盤では、短く出したつもりのサービスが台上から出るのが一番危険です。
サービスエースを取ろうとすると、とくに台から出ることが多いです。
短く止まるサービスは、横斜め下回転のサービスです。体重を前に移動させると、うまい具合に止まる感じがします。右にも左にもどちらの回転でもいいのですが、体重を乗せるのは、威力を出すというより、ぴたっと体を止めて、ブレーキをかけるような効果があるように思います。
終盤では、相手も勝負をかけてくるので、フリックを狙ってカウンターするのは頭に入れておかなければいけません。また、ツッツキでレシーブされれば、3球目で角度打ちスマッシュかループを狙っていくことになります。怖いのは逆モーションのレシーブです。
いずれにしても、台から出ると、ブロックに追い込まれるし、一発で抜かれるリスクも高まります。終盤では、サービスのコントロールが本当に大事です。

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