卓球・20年ぶりの再生日記

Yahoo! blogから引っ越してきました。

2009年03月

例によってベスト16の壁。
今回は8決定戦で幸先よく1セット目を簡単に取ったので、脱皮できるかと思ったのですが、残念でした。
改めて感じたことは、ミスを減らすこと。あらゆるボールに対応する能力、安定した連続攻撃、ブロック力が求められます。さすがに年齢も重ねてますので、効率的な体力の使い方も重要です。
もう少し穴の少ないタイプに仕上げたいと思います。そろそろ、技術の幅を広げるよりも、既存技術の精度を高める方向に切り替える年齢かなと思います。

昨日の試合で、シェークハンドでフォア側に表ソフトを使用する強い選手の試合を見ることができました。
台上のプレイは、一度ボールの底にラケットを入れてから払うような感じでした。相当変化があって、たいていの相手は簡単に術中にはまっていました。ご飯をしゃもじで注ぐような動きで、下回転が強いフリックです。普通は、もう少しトップスピンを利かせてフリックするものですが・・・
ラリーに入っても、この動きでのフォアハンドを混ぜるので、見事に相手はボールを落とします。ラリー中にアップダウンサービスを出すというか、前陣変化カットというか、なかなかお目にかからない技術でした。
これは、かなりの衝撃でした。少なくとも、台上技術はまねができるのではないかと思いました。

今日の試合では、3回勝って、負けました。ベスト16止まりでした。いつもの感じです。
だいたいこの辺になると、県内の名門高校や大学のOBに当たるので、きついです。
裏面が不調で、ドライブもサービスもほとんど使えませんでした。最初の一本が入らないととたんに使えなくなります。
それでも表ソフトのフォアハンド、バックショートはまずまずで、従来型のスタイルで試合ができました。
負けた試合の反省は、バッククロスへのロングサーブで足を止められ、さらにフォアへのロングサーブで揺さぶられて崩されました。1セット目は、短い展開からツッツキ打ちで簡単に取っただけに、2セット目の展開に対応できなかったのが敗因でした。この展開を裏面を使った両ハンドで切り抜けるというのが以前からの構想ですが、前述のとおりの不調ぶりで、ダメでした。

それと、ループドライブへの対応がうまくいきませんでした。フォア側へのループをカウンターができればいいのですが、そう簡単ではないので、ナックルで返すのですが、微妙にオーバーミスしています。もっと思い切ってカットするか、外側を削るかですね。とくに思うのは、ループがネットインした時に回転が残っているときです。ワルドナーのように、外側をひっぱたくように打てればいいのですが。

とにかく、反省点をつぶして、ミスを減らす努力を続けていくしかないですね。

ペン表ソフトですが、オールラウンドプレーには憧れます。
体が大きい方なので、前陣のピッチで戦うにはやりにくいところもあります。
最近はよく感じるのですが、比較的中陣くらいがプレーしやすいように思います。前陣だと時間的に間に合わずにミスをすることが多いです。
裏面が振れるようになって、回転系表ソフトでドライブを多用するとなると、ラリーを楽しみながらオールラウンドプレーをするのが楽しいです。
台から下がるとなると、どうやって守備範囲を広くするかがポイントになります。水谷選手のプレーが参考になりますが、玉際の強さが卓越しています。実際に見たときには、手が伸びるような錯覚を覚えます。関節が柔らかいのと、ボディバランスが優れているのと、いろいろと原因はあるように思います。フットワークは、大きいストライドで歩いているような感じです。
表ペンだからと、あまり先入観にとらわれない卓球がしたいと思います。

裏面技術の精度の向上を図っていますが、裏面バックハンドでしのぐ技術に注意しています。
裏面が振れるようになって、台から少し下がり気味でリラックスした卓球をしています。グルー禁止の影響もあるのか、ラリーが続きますし、結構楽しいです。
フォアに大きく振られたあとのバックは、ペンホルダーだと相変わらず狙われる弱点ですが、そこを裏面バックハンドでしのぎます。強振できればいいですが、フィッシュなどで拾うだけでも違います。基本的には当てるだけか、少し押してあげるだけで十分で、ナックル、カット、カーブなどの変化がつけられればよしとしています。ナックルカット気味に入ると、バッククロスに大きく曲がって、相手の打ちミスも期待できます。
この技術は、オールランドプレーヤーの人たちがうまく使う技術で、次の反撃に結びつけることが狙いになります。相当にしつこいプレーができるようになると、相手にプレッシャーがかかります。
試合の中でも、裏面を振りたがって3球目やレシーブを狙うのはリスクもあって、失敗すると萎縮してしまいます。他の技術と違って、裏面を使わなくてもゲームができるというのが判断を迷わせます。だとすると、いったんフォアに振られたあとの裏面技術であれば、割り切った使い方ができていいです。
現在、基本のバッククロスへのドライブ、フィッシュの他、バックストレートへの反撃も構想には入っています。

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