卓球・20年ぶりの再生日記

Yahoo! blogから引っ越してきました。

2009年12月

変化サービスのフォロースルーです。
典型的には、フェイクモーションをつけて分かりにくくするパターンがあります。これは、馬琳を参考にいろんなことをやっています。
サービスでは表面と裏面の使い分けをしていますが、フォロースルーでラケットを台の下に隠す意識をもって取り組んでいこうかと思います。ラケットの表面で打ったのか裏面で打ったのかが分からなくなるようなイメージです。しゃがみ込みサービスの理屈でも、台からラケットが見えなくなることで威力を高めているところがあると思います。
劉国梁のサービスは、オープンスタンスから逆足を踏み込むサービスでしたが、さらにラケットを台の下に隠すことで訳が分からなくなっています。
実際、古い動画を見てみると、解像度が低いと、ボディハイドも加わって、表面で打っているのか裏面で打っているのか分かりません。
あまりやりすぎると戻りが遅くなりますが、工夫してみようかと思います。

表ソフト使用の選手は、ほとんどが裏側の指を曲げています。
そうすると、ナチュラルに逆モーション気味に打つことができます。単にバッククロスに打たれるだけでも、体の向きとラケットの向きが違ってくるので、対処することが困難です。
裏面ドライブの使用頻度を高めてきて、裏側の指がラケットの中央であまり曲げていません。そのため、バッククロスのコースが甘くて、ブロックされることが多くなりました。フォアクロスは結構厳しいコースに打てるのですが、バッククロスにサイドを切るようなボールが打てません。
ラケットを変えて表面ショートの使用頻度を高めようと思っています。裏面打法は、台上フリック、対ツッツキのドライブ、対ループのカウンター、中陣からのドライブで使うくらいにして、前陣ブロックは表面ショートやプッシュに戻そうと思います。
そうすると、グリップは、裏側の指を丸めるようにした方が合理的のようです。裏面技術の調整も必要となりそうですが、コースの改善、逆モーションがむしろ喫緊の課題のように思います。
ラケットの重量が気になってはいましたが、若干先端が短く、横に広い分、重心が手元寄りになっていて、あまり重さが気になりません。さらに、グリップもわしづかみにして裏の指を丸めると支えやすい感じです。
要するに、このラケットは、伝統的な中国式の卓球をするには最適なラケットのようです。

某有名通販ショップで、PF4-032を買ってしまいました。
100グラムを超える代物で、現代では考えられない(グロ)接着技術で作っているらしいです。側面の板の具合を見ると、ニッタクのバイオリンやアコースティックのような感じです。
ボールをついてみると、手に響かないです。カチコチです。スマッシュを軟らかいラケットで打つと面がぶれる感じがしてどうもダメなのですが、これなら大丈夫です。やはり、スマッシュを打つ人たちはこのラケットを手放せない理由がよく分かります。
実際、ラバーを貼って打ってみると、表ソフト系の技術に合っていると思いました。ショートが浮かないし、スマッシュも打ち負けません。ストップもよく止まります。
裏面ドライブではそれほどの利点を感じることはありませんでした。プッシュなどを多用した方がよい感じです。
重量は、これまで使っていたラバーを張り替えてみたら190グラムでした。ここのところ増加の一途でしたので、裏面のラバーを調整してさすがに180グラムぐらいにしないとつらくなるかも知れません。グリップも調整してみようと思います。

先日の練習で流し打ちのスイングで威力が増すのではないか、という話をしました。
今までのスイングに比較すると、前方に振るのではなくて、横方向に振る感じです。
さらに気が付いたのは、表面バックハンドのときのスイングの軌道との比較です。表面バックハンドではドライブが難しいですが、スマッシュの威力は相当なものです。河野満やキムテクスあたりを参考にして勉強していましたが、スイングの軌道が思ったよりも体に近いところにありました。体に巻き付ける感じです。この打ち方は、自分としてはできているつもりでして、スイングを確認したらやはり体に近いところで振っていました。
で、そのスイングの軌道と裏面打法のスイング軌道とを比較してみたわけです。そうすると、これまでの振り方だとかなり前方に向けて振っている感じがしました。それを体に近いところで回転させるようにすれば威力が高まるのではないかと考えました。肘を曲げたまま、横に開く感じです。そうすると、ヨーロッパの選手のバックハンドの打ち終わりのような形になります。
素振りではいい感じでした。早くボールを使って練習がしたいです。

いつまで経っても悩みは尽きません。
ニッタクからビゼロックスという新しいラケットが発売されました。
80グラムを切るのもありました。以前であれば飛び付いたところですが、最近の方針とは異なるので、自重しました。
固い裏ソフトラバーをバック面に貼れば弾みをカバーできそうですが、ぴったりくるかどうかは分かりません。
重くてしっかりした厚みのあるラケットにしないとスマッシュの安定感が出ません。他方で前陣での切り替えに難が出てきます。

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