卓球・20年ぶりの再生日記

Yahoo! blogから引っ越してきました。

2010年08月

福原愛ちゃんの振り抜くバックハンドのフォロースルーですが、45の角度でかっこいいです。居合い抜きのイメージでしょうか。
世界選手権の朴美英戦では、この振り抜くバックハンドで打ち抜いていました。フォアハンドよりも威力があるのですから、手が付けられません。
また、丹羽選手のバックハンドも、体を入れ替えて振り抜くときには、同じような軌道を描いているように思います。右45度上方です。
ペンの裏面では、馬琳も王皓も、この軌道ではないように思います。並行足でドライブをかけるので、前方か側方に振っている感じです。でも、このイメージで裏面を振るとどうもうまくいかないところがあって、とくにチャンスボールに対しては右45度上方のイメージで振り抜いた方が力が伝わりやすいような気がしています。
フォアハンドの振り抜いたラケットの位置とバックハンドの振り抜いたラケットの位置を同じようにすればうまくいきそうなものなので、ちょっと修正してみようかと思います。丹羽選手の理想が、フォアもバックも同じように打てること、らしいです。確かにそういう卓球に近づいているように見えます。

相手にドライブで攻め込まれたとき、バックショートの安定感に比べて、フォアハンドのブロックに安定感がないのですが、これをどうするか、が課題になりました。打球点を前にしてパチパチ打つのが一つのやり方ですが、間に合わないです。
バックショートの構えから、フォア面を相手に見せるような待ち方で、フォアもショートで返球するのが良さそうです。
グリップは、裏面の指を相当丸めないとできません。肘が後ろに出て、手首を外に曲げる感じです。
全部スマッシュできるわけではないので、安定感のあるラリーにしたいのですが、フォアハンドは、大中小と3種類くらいの打ち方ができないと対処できないように思います。
先日の試合では、とにかくフォアを抜かれたシーンが多すぎました。

追記です。
フォアハンドブロック、練習しました。バウンド直後をカットして、勢いを殺すブロックです。うまく止めると、ツーバウンドします。握力でラケットを下に動かして、ドロップショット。
やはり、フォアを全部カウンターで待つのは無理なので、まずはブロックで待って、打てるボールをカウンターで狙う形を作りたいです。

結構頑張ったとはいえ、まだまだ満足できるわけでもなく、悔しくなってきました。

攻撃型の選手と戦うときの確率や効率の悪さが身にしみます。
ノーミスでラリーを続ける能力が足らないと思います。前陣でのブロック力が足りません。
逆モーションなどの技術を磨いて相手に十分な態勢で打たせないようにする工夫が必要でしょう。

今日の試合で再確認したのは、前陣で足を動かすこと。フォア側へのドライブをバウンドを合わせてブロックするには、フットワークが大切で、氷の上を滑るような足の運びが理想です。
あとは引き続き、切り替えの練習が必要でしょう。

さらには、3球目をフリックされると、バックプッシュになる展開が多く、それなりに押し込めば主導権を握れますが、ミスも出るし、効率も悪い感じです。
相手フリックを裏面で攻撃するパターンも身に付けたいです。レシーブの裏面と、中陣からの裏面はスムーズでした。
ツッツキ打ちは、空振りが多かったです。急ぎすぎていて、もう少し引きつけて、腹筋を使えば良かったかと思います。

明日の試合は、レベルの高いオープン大会です。
3年前にベスト16くらい、その後は仕事で出場できなかったので、3年ぶりです。

課題は、ブロック系の技術。切り替えをスムーズにできるように、ラケットを高い位置にして、足も動かすこと。
次に、バックハンド。レシーブ、ツッツキ打ちでは、迷わず裏面を振ること。
さらに、フォアハンド。カウンターをドライブ気味にすること。チャンスボールは、高い位置から叩くこと。フィンガーワークで回転をかけること。
レシーブや台上は、ナックルを多用すること。ぶつ切りは見せ玉に。

あまり、難しくすると大変かもしれませんが、落ち着いた基本姿勢、足の運び、ラケットの位置など、試したいことはたくさんあります。それと、戦術も。

がんばります。

シンガポールのYouth Olympicを観ました。
ライブ放送など、楽しめました。

丹羽君の活躍は素晴らしかったです。競っても負けそうなそぶりはまったくなく、負けるはずがないという自信に満ち溢れていました。
一番の苦戦は、準々決勝のナイジェリアの選手との試合でしょうか。
直接の映像は見ていませんが、他の試合の映像をみる限り、威力があるのと、球際わの強さが目立ちました。後陣からクセ球が飛んできます。

混合団体も面白かったです。中国の顧と組んだチュニジアの選手は、どんどん強くなって、3位決定戦では、北朝鮮の選手をあと一歩まで追い詰めました。ダブルスでは、顧玉亭も一生懸命フォローして、いいラリーを展開していました。
プロツアーでも、こんな大陸間国際ペアでやっても面白いと思いました。

谷岡さんも頑張りました。個人戦は残念でしたが、団体では調子も上がって、ドライブやバックハンドがきれいに決まっていました。攻撃に入ると、カットのミスが増えるのが課題のように見えました。
ダブルスでは、変化カットとカウンターの組み合わせで面白かったです。

一番大きいのは、2つの金メダルという結果ですね。マスコミの取り扱いが小さいのが残念でした。

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