福原愛ちゃんの振り抜くバックハンドのフォロースルーですが、45の角度でかっこいいです。居合い抜きのイメージでしょうか。
世界選手権の朴美英戦では、この振り抜くバックハンドで打ち抜いていました。フォアハンドよりも威力があるのですから、手が付けられません。
また、丹羽選手のバックハンドも、体を入れ替えて振り抜くときには、同じような軌道を描いているように思います。右45度上方です。
ペンの裏面では、馬琳も王皓も、この軌道ではないように思います。並行足でドライブをかけるので、前方か側方に振っている感じです。でも、このイメージで裏面を振るとどうもうまくいかないところがあって、とくにチャンスボールに対しては右45度上方のイメージで振り抜いた方が力が伝わりやすいような気がしています。
フォアハンドの振り抜いたラケットの位置とバックハンドの振り抜いたラケットの位置を同じようにすればうまくいきそうなものなので、ちょっと修正してみようかと思います。丹羽選手の理想が、フォアもバックも同じように打てること、らしいです。確かにそういう卓球に近づいているように見えます。