卓球・20年ぶりの再生日記

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2012年12月

ラケットを前のものに戻して、重量調整が気になって、新しいものを買ってしまいました。
さっそく練習しましたが、何か違和感がありました。前で打つ分にはいいのですが、大きく裏面を打つとおかしくなります。
で、貼り替えてみたりして気がつきました。同じラケットのはずが、長さが2~3ミリ違います。
ヤサカのラケットなのですが、この現象は2つの銘柄で確認してます。最初に買ったのが短いもので、その後長いものを買ってしまって、調整のため先端を削ったこともあります。
その後、長いものでいい感じなのに、短くなっておかしくなりました。で、重心の調整のためにラバーの貼り方を変えて、裏面で遠心力が使えるようにしました。
いろいろ難しいです。

フットワーク練習は、どうしても回避してしまう傾向がありますが、やはりちゃんと練習しないといけませんね。
今日は、久しぶりにフットワーク練習をやりこみました。勝てない最大の原因は、これかもしれません。

フットワーク練習の中にも、体の動きを確かめる作業を加えています。フォアハンドでの体幹の回転が一番重要です。
チームメイトのエースの人の練習では、フットワークばかりです。高校・大学と、しっかりやりこんでいて、そのままラリーでの安定性・粘りにつながっています。感心するのが、一球一球をしっかり打っていること。とくにフィニッシュの形が決まっていて、そこまで体をひねって打っています。これをお手本に頑張ろうかなと思います。
で、しっかりと右肩を回して打つようにしました。常にこの動きが加われば、威力も安定性も高まるだろうと思います。

YouTubeで、バックハンドを強くする練習の動画がありました。


この練習は、比較的シンプルで、分かりやすかったです。
ブロックの体勢から、Brushするだけ。日本語でいえばこすりあげるだけ。ということでした。
ボールをラケットに当ててから、前腕を前方に伸ばしてこする感じです。確かに、簡単にみえます。
自分で台にバウンドさせて、Brushとばかりに、バックハンドを前方に振ると、結構いいボールが入りました。
あまりバックスイングを取る必要はなくて、必要最小限のバックハンド攻撃が可能だと思います。

あとは、下回転に対してこの打法をするには、少しコツが必要だと思います。うまくタイミングが取れないと安定しません。でも、この延長線上でバックハンドを見直せば、うまくいきそうです。

過日の試合では、ひどい負け方をしました。
まずは、予選では、よく当たる粒高使用の選手と。予定していたドライブ多用の戦術が空回り。相手のミスも誘えず、惨敗でした。
トーナメントでは、1回戦で、巻き込み系のサービスに手を焼き、ミスを連発。これでは勝てません。ラリーも安定しませんでした。

その後、混乱しました。いったい、この数年の努力はなんなのか、と。明らかに勝てなくなっています。年齢からくる衰えなのか、と客観的に考えてもみました。例えば、フットワークが衰えていて、ラリーで勝てないのかもしれません。用具も、裏面を貼ってから、ブロック力が低下して、逆に凡ミスが増えているのかもしれません。

こんな時には、裏ソフトに転向したくなります。また、2日間ほどやってみました。最初は新感覚を味わえるのですが、直さなければならないことが多すぎて、とても対応できないことに気が付きます。今回も、同じことの繰り返しです。

ラケットやラバーも昔のものを引っ張り出して、試してみました。あまり弾まない用具にしてみると、これがいい感じでした。ブロックが安定して、相手を左右に振り回すことができます。一発の威力はなくても、ミスを誘いながら相手を追い詰めていくようなラリーができます。重量も軽くなって、ブロックが間に合う感じです。裏面もスムーズに切り替えられます。
何だ、弾みすぎてたんだ、と気が付きました。思い起こせば、この3年くらいは、カーボンや7枚合板を使っていました。今回の件では、軽い5枚合板で、しなりがあるくらいがいいように思いました。裏面はもちろんドライブが伸びます。問題だったブロックは、技術が改善されているので、5枚合板で何のストレスもありませんでした。
昔のラケットに戻して、覚えた技術をおさらいすれば、少しは改善機運が出てくるかもしれないと思っています。

王皓のビデオを見ていますと、ほとんどの練習が2つ以上の技術を組み合わせたものになっています。
フォア前ストップからの裏面、裏面ドライブレシーブからの裏面ドライブ、裏面フリックからの裏面ドライブ、などです。
実際、そういう練習をしてもらうと、裏面ドライブの後にフォアに回されたボールの変化、ツッツキ打ちした後の裏面ドライブのタイミングなど、こまごました調整が必要となります。
コンビネーションの数は、二乗で増える感じです。

あとはランダム性。一つ一つでは身に付けたと思った技術も、ランダムに配給されるととたんに対応できません。ある程度、ヤマをかけて打つのは当然として、さらにこういったランダム性に対応できるように頑張らないといけない状況です。

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