卓球・20年ぶりの再生日記

Yahoo! blogから引っ越してきました。

2013年11月

相手を振り回して勝つ人は、どういう卓球をやっているのだろう、と思って考えてみました。
代表は、ワルドナーでしょうね。
ツッツキを相手にドライブさせて、プッシュで振り回すバターンです。そのあとは、フォアハンドでかるーくいなしていく感じです。が、そのフォアハンドが微妙にカウンタードライブになっていて、右に左に伸びていきます。相手の力を利用した、ちょっとだけカウンターです。

面白くて結構一生懸命観てしまっています。
福原愛ちゃんの準決勝進出は、嬉しいですね。中国の胡麗梅に勝ちましたからね。カット打ちのドライブがしっかり上に伸びて、いいボールが入っていました。ベースのカット打ちが変わりましたから、その周辺の技術の効果が高まったように見えました。フォアスマッシュも、ドライブと混ざってくると、もともとバックスマッシュやドロップショットなど彼女にしかない技術も多いので、すべてが長所になりますね。
世界のトップのカット型選手との対戦で、もうそんなに戦績が悪いというわけではなくて、結構勝っているくらいではないでしょうか。明日のドイツのハンインとの対戦が楽しみです。

ポーランドオープンのサマラ戦を全部観てしまいました。疲れました。
愛ちゃんのサービスにサマラが手を焼く展開。でもラリーになると、両ハンドを左右に打ち込まれ、ほとんど蜂の巣状態でした。よく勝ちました。
で、そのサービスですが、アップダウンサーブになっているみたいです。もともとナックルサービスが上手くて、相手がポコーンとレシーブを浮かせるシーンをよく見ますが、今日のは面の変化で少し上回転が入っている感じです。
ぼてぼてのバウンドですが、少し上が入っていると沈むので、意外に攻めにくいのかなと思います。勉強になりました。

中国の新鋭ですが、といってもすっかり実績を積んでいて、すごいもんです。
バックハンドのブロックから、カウンターブロックをストレートに。この種のプッシュをする選手は、もちろんいますが、体全体でプッシュするので、威力が違います。
あとは、サービスのスイングスピードがすごいです。ぎりぎりまでスイングを待って、一気にフェイクまで含めてスイングします。これはわかんないです。
ロビングうちが苦手なようで、それはご愛嬌というものですが、そのうち穴が全くなくなってしまうのではないかと思います。

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