卓球・20年ぶりの再生日記

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2014年04月

ボーランドの選手ですと言っても、中国からの帰化選手。表裏ペンです。
久しぶりに見たら、裏面の使用頻度が格段に上がっていて、さらにドライブに切れとダイナミズムが加わり、びっくりです。もはや裏面を基本にして、たまにナックルショートを混ぜるという感じです。フォアに送るとバチンと打たれるので、バックを狙いたくなりますが、こちらもまたやっかいな感じで、なかなかいいですね。ウォームアップを見ていたら、ミスが多くて付け焼刃じゃないかと思いましたが、立派な主戦武器になっていました。
劉国梁が使い出して20年、王皓がデビューして10年以上が経ちますが、ペンのバックハンドは形が決まってきた印象を受けます。香港の黄選手も注目しています。

裏裏病を一日で克服して、表に戻りましたが、今度は表ソフトの変更を画策。
バタフライのフレアストームⅡ。発売されてからだいぶたっているんですね。前作のフレアストームがシートが固すぎて、回転がかからずあきらめたというのがトラウマになっていました。
後継ラバーとはいっても、シートの質感はまったく違っていて、回転がそれなりにかかりそうです。玉突きでボールに下回転を思いっきりかけたら、結構ギュンギュン言ってます。で、もう一度当てると表ソフトとはいえふつうは引き攣れで跳ね返ってくるんですが、弱く当てると落ちる。これはショッキングでした。回転がかかるのに、ドロップショット、ナックル、ストップなどに期待を持たせてくれます。普通の回転系に比べて粒が若干小さいのが原因かなと思います。
やりたいことは、グリップを変更したので、フォア面の角度が出るようになって、もっと弾むラバーでも使いこなせるのではないかということで、フォアハンドの強化。それと、これまでのラバーは、ナックルが出にくいラバーだったので、回転のかかったドライブでブロックが飛ばされることが往々にしてありましたが、それをナックルでカバーすること。ドイツのシャンシャオナーの動画を見て、結構ナックルで得点しているようなので、それに期待。ということで、一見矛盾することができそうという甘い期待を膨らましているいるわけです。裏裏をやってみての反省を含めていまして、これでうまくいくといいのですが。今夜の練習が楽しみです。

グリップを変えて、フォアハンドの角度が出せるようになり、これなら裏ソフトも使えそうな雰囲気になりました。
で、さっそくスペアラケットのフォア面を裏ソフトにして練習。今までにないくらい、自然に打てました。王皓スタイルでできそうです。
問題は、すっかり忘れていましたが、右足のタメがないこと。結局この問題で、表ソフトに戻していることを思い出しました。で、修正しようと右に体重を乗せて練習していたら、シューズの側面が床に引っかかって、転倒。無理せずそのままに体を任せたので、特にけがはなし。
で、反省してまた表に戻して練習。いつもの裏裏病でした。体重移動の問題を再確認したのは収穫だったので、気を付けてフォアハンドの練習。裏面との連携。あとは、弾くタイミングを失したときにどうつなぐかが表の課題でしたが、ループばかりではなく、押し込むような打ち方ができることを発見。これは裏ソフトで練習した収穫でした。
裏面の頻度が高まるにつれ、若干下がり気味になるので、表の技術もラリー志向に修正です。引き合いからフォアに低くねじ込まれたときがまた課題です。

要するに、素振りでフットワークです。中国の子供たちが学ぶ映像を見て、コートの真似して一斉に素振りしながらフットワークをやっているんですよね。ボールがないところなら、しっかり体の使い方をコピーできるし、単純かつ合理的な練習ですね。逆に言うと、みんな同じようになってしまう感もありますが。
さて、自分の場合、小さいフットワークの練習をこれでやってみました。もちろん昔からやっていますが、3歩動でした。いろいろと反省して、左右同時に小さく動く練習に変えています。時間を計って、1分で66~70回程度です。フォア・フォア、バック・バック、フォア・バックの3セット。短時間で効果がありそうです。何のことはない、反復横とびですね。なかなかじっくりとフットワークの練習もできませんから、家でやるにはちょうど良さそうです。

先日のブンデスリーガのビデオです。短編にまとめてありますが、そのままのビデオもあります。
http://tv.ttbl.de/ttbl-selected-koki-vs-boll
スーバーラリーというか、カウンターの応酬ですね。決まったと思うボールが決まらない。中盤から、丹羽選手が少し下がってフォアハンドのラリーを挑んだあたりからもつれていきます。それにしても、スーバーラリーでないと点が入らないという試合は見ていて楽しいですね。観客も、すごい盛り上がっています。

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