卓球・20年ぶりの再生日記

Yahoo! blogから引っ越してきました。

2014年06月

おなじtennisつながりですが、やっぱりいいなあ、と思います。
芝の美しさ、ウェアの清潔感、観客の興奮、どれをとっても素晴らしい。
観客の楽しみ方は、違ってますね。特定の選手の応援というよりは、試合順序が決められる前にコートごとにチケットを取っているので、誰が来るかわからないけどこのコートで観戦したい、という仕組み。したがって、観客の多くが中立で、どちらが得点したからというのではなく、いいプレーに対して拍手を送る、みたいになります。日本の試合ではつまらなそうにしている、伊達選手も伸び伸びとプレーしてました。
それでも、ショーコート以外のコートは自由に観戦できるので、日本人選手が出場するところでは日本人が集まって、ラリーの内容にかかわらず日本人選手が得点すると拍手する、みたいになってしまいます。さすがにダブルフォールトでは遠慮するみたいですが、それに類するような相手の凡ミスに対して拍手してしまうんですよね。
ウィンブルドンを見ていると、選手と一緒に観客も参加して試合を作っていく感じですね。

卓球は、アジアが強いので、中小国の集まりのヨーロッバで培われた文化とはかけ離れてしまってますかね。ウィンブルドンのように楽しめるような、時代が来ないかなあ。昔、世巻選手権の千葉大会は、荻村氏の発案で、ウィンブルドンっぽい感じでよかったですね。少なくとも、卓球に聖地が欲しいかな。参加者数が中途半端なツアーが乱立している感がありますね。

昔々、王貞治選手が荒川コーチと素振りの練習。バット(真剣?)の風切り音を頼りに練習した、とかなんとか。

卓球において素振りの効能については、いろいろと意見があるようですが、個人的には非常に重視しています。型を作るのにはどうしたって必要です。少なくとも自分は。
中国の子供たちの練習風景でも、素振りの練習を見かけます。先生が前でお手本を見せて、たくさんの子供たちが後ろで真似をして、イチ、ニ、サン。
日本も戦前の教育では、書道の練習をエア書道で。でも、これをやっているおかげて、昔の人は書道が達者でしたよね。
シャドートレーニングも、イメージトレーニングも、型を脳に焼き付ける作業です。

裏面のスイングスピードが上がってきて、風切り音が心地よい感じになってきました。ラケットの角度を変えると、音が変わります。意外にもフォアハンドの素振りでは音がしませんでした。それで、今後は、フォアハンドも音がするように気を付けて練習。うまく力を抜いてから、鋭く振らないといい音がしません。
で、その風切り音をイメージして打球練習。効果絶大でした。音がするようなスイングをすると、ボールが伸びていきます。腕がしなっていかないとダメなんでしょうね。
いつもいつも打球練習できるわけではありませんから、こういう練習を大事にしないと、ですね。

伝統的なペンホルダーであれば、レシーブはオールフォアが基本でしょうね。韓陽も、裏面が振れるけれども、レシーブはオールフォアでしたね。粘着ラバーだということもあるとは思いますが。
シェークハンド全盛の昨今は、フォアまでバックハンドで回り込んでレシーブするようになっていますが、どこまで真似する必要があるかなあ、とは思います。せっかく表でレシーブできるのに、裏面チキータをそんなに頑張って使う意味はないかなあ、と思うわけです。
バック側までフォアで回るのは、シェークがフォア側までバックで回るのと似ているような。4球目のことを考えたら、フォアで回った方が自分の戦型には合っているでしょうね。4球目まで、オールフォアでいけます。
で、昨今の状況ですが、3球目も8割はフォアでカバーして、4球目までもほぼフォアでカバーするようになってきています。フットワーク練習をやってますからね。裏面を練習している割には、裏面を使う機会がないわけです。5球目、6球目でバック系の技術を使うような感じです。もともと体が大きいし、フォア偏重の不格好な卓球でいいのかなあ、と反省しているわけです。というか、練習のウエイトを考えないとなあ、と思います。どうしても、裏面の練習をしたくなりますが、フォアハンドの練習もしっかりやらないといけません。スイングの見直しをしているところですが、フォアが改善されればやっばり効果大です。

スイングの見直しを行って、裏面の軌道をシンプルに。これは、非常に効果がありました。ただでさえ戻るのが遅いのだから、スイングはシンプルに。切り替えのしやすさなどは、また次の話です。基本的に、シンプルな往復運動です。ついでに、フォアも見直しました。こちらも、結構無駄な動きが多いことが判明。戻りが早くなったというか、無駄がない分、次のボールに対応するのが早くなったように思います。

さて、ジャパンオープンで活躍中の中国女子選手です。フォア表ソフト、バック裏ソフトのペンホルダーです。バックはショートを使わず、裏面のみで対応するようです。対攻撃型とのラリーだと、裏面にミスが多いのと、切り替えに難があるのが見て取れます。ショートを使えばミドルも堅くなると思うのですが、デメリットもあるのでしょう。なにぶんにも層が厚いので、中国の主力に食い込むのは大変でしょうね。
石垣選手との対戦では、伸ばすドライブから一転してストップとか、ツッツキから角度打ちスマッシュとか、表ソフトならではのカット打ち。結構印象に残ったのは、ツッツキですね。リラックスした状態からガツンと切り落とす感じで、きれいなツッツキです。この早いタイミングで切れてないのも混ぜたら、混乱するでしょうね。どんなラバーを使っているのか知りたいですね。802-40が定番ですが、ドライブの伸びをみると違うんじゃないかとも思います。
中国選手のツッツキは、裏ソフトも粘着ラバーなので、ちょっと違ってますよね。スイングが早いのかな。

裏面のスイングをビデオに撮ってチェック。自分のプレーをビデオで見るのは、好きじゃないのですが、現実を客観的に見るために。
いろいろと気が付きました。手首をそんなに使っている意識はないのに、結構使っていること。スイングの軌道が複雑なこと。これでは安定しないだろうなあ、と気づかされます。形にはなっているとは思いますが、これからはむしろシンプルにしていくことが必要だろうと思いました。
改めて、王皓の動画を見て修正。自分の感覚としては手首を使わず、肘を支点に押すだけ、みたいな感覚でちょうどいいみたいです。一生懸命に威力を出そうとしすぎていたかなあ、とも思います。シンプルな形をベースに作り直して、あとは小さく、大きくアレンジを利かす、くらいの方がいいかな。上級者の皆さんは、だいたい腕の動きはシンプルで、体幹や下半身で力を出しているんですよね。反省です。

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