おなじtennisつながりですが、やっぱりいいなあ、と思います。
芝の美しさ、ウェアの清潔感、観客の興奮、どれをとっても素晴らしい。
観客の楽しみ方は、違ってますね。特定の選手の応援というよりは、試合順序が決められる前にコートごとにチケットを取っているので、誰が来るかわからないけどこのコートで観戦したい、という仕組み。したがって、観客の多くが中立で、どちらが得点したからというのではなく、いいプレーに対して拍手を送る、みたいになります。日本の試合ではつまらなそうにしている、伊達選手も伸び伸びとプレーしてました。
それでも、ショーコート以外のコートは自由に観戦できるので、日本人選手が出場するところでは日本人が集まって、ラリーの内容にかかわらず日本人選手が得点すると拍手する、みたいになってしまいます。さすがにダブルフォールトでは遠慮するみたいですが、それに類するような相手の凡ミスに対して拍手してしまうんですよね。
ウィンブルドンを見ていると、選手と一緒に観客も参加して試合を作っていく感じですね。
卓球は、アジアが強いので、中小国の集まりのヨーロッバで培われた文化とはかけ離れてしまってますかね。ウィンブルドンのように楽しめるような、時代が来ないかなあ。昔、世巻選手権の千葉大会は、荻村氏の発案で、ウィンブルドンっぽい感じでよかったですね。少なくとも、卓球に聖地が欲しいかな。参加者数が中途半端なツアーが乱立している感がありますね。